翻訳と辞書 |
とんぼ (ヨーゼフ・シュトラウスの曲) : ウィキペディア日本語版 | とんぼ (ヨーゼフ・シュトラウスの曲)
『とんぼ』()作品204は、ヨーゼフ・シュトラウスが1866年に作曲したポルカ・マズルカである。原題に赤色を表す言葉は含まれていないが、邦題を『赤とんぼ』とする場合もある〔井上(1985) p.240、『赤とんぼ』が採用されている。〕〔小川(1975) p.254、『赤とんぼ/とんぼ』と併記されている。〕。演奏時間はおよそ5分である。 ヨーゼフの代表作のひとつであり、かつポルカ・マズルカという音楽のジャンルを代表する作品でもある。 == 作曲背景 == 1866年、ヨーゼフ・シュトラウスは妻のカロリーネとともに、オーバーエスターライヒ州に位置するトラウンシュタイン山とトラウン湖へハイキングに出かけた。その際にヨーゼフは土手で優雅に飛ぶトンボを見て、新曲の着想を得た。こうして、羽音をたてて水辺を飛ぶトンボの様子を表すこのポルカ・マズルカ『とんぼ』が作曲されたのであった。 普墺戦争に敗北して沈むオーストリアの世相の中で、大々的な宣伝は行われなかったが、1866年10月21日にの演奏会で初演された後、喝采を浴びて4回もアンコールされたという。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「とんぼ (ヨーゼフ・シュトラウスの曲)」の詳細全文を読む
スポンサード リンク
翻訳と辞書 : 翻訳のためのインターネットリソース |
Copyright(C) kotoba.ne.jp 1997-2016. All Rights Reserved.
|
|